自分を把握するため、自己肯定感を高めるために、あなたの才能を見つけましょう。
【目的】
自分の才能に気づくこと。あなたの才能を欲しがる人は必ずいます。
【本記事はこんな方におススメします】
- 自分に自信がない方
- 自分に才能がないと思っている方
- 自分の可能性を見つけたい方
【目次】
■まとめ
■才能がない人なんていない
まず初めに、才能がない人はいません。この段階では、「そんなこと言われても才能がない!」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、それは才能を見つけるための自己理解ができていないだけです。安心してください。
次の項目ではワークをご用意しておりますので、あなたの才能を見つけるためにしっかり手を動かしてみてください。頭の中で考えるだけより、書き出したほうが記録に残りますので、紙とペン、なければスマートフォンのメモ機能等に書き出してみましょう。
■才能とは
才能=①体の特徴 + ②クセ・考え方
- 体の特徴:基本的に変えられないもの。体の大きさや丈夫さ、声質など
- クセ :簡単にできてしまうこと。ついやってしまうこと
- 考え方 :これまでの人生で身についた考え方
本記事では②クセ・考え方にフォーカスして才能を見つけていきます。
■才能を知る ~実践ワークについて~
実践ワークは大きく分けて2種類ご用意しております。
【実践ワーク】は皆様お取組みください。
【実践ワーク】だけでも十分ですが、可能な方は、【+α 人に聞く】を取り組んでみて下さい。
他人から見た自分を理解することで、新たな発見が生まれます。
※ポイント:ハードルを下げましょう。
「こんなことは大したことない」など考えず、小さく感じること、些細だと思うこともどんどん書き出してみましょう。
・実践ワーク①【最近、イラっとしたこと、むかついたことは】
イラっとすること、むかつくことというのは、
「自分ならこうする」「自分ならこんなことしない」 =「どうしてこんなことができないの」
= 自分が当たり前にできること=才能 ということです。
具体例を挙げます。
例1)いつも同じミスを繰り返す人にイラっとした
→あなたが「問題点を見つける」才能があるから
→あなたが「問題点を解決する仕組みを作る」才能があるから
例2)歩きスマホをしてぶつかってきた人にイラっとした
→あなたが「周囲に気を配る」才能があるから
→あなたが「リスク管理する」才能があるから
例3)回りくどく話す人にイラっとした
→あなたが「結論や要点を伝える」才能があるから
このように、まず「イラっとしたこと」を考えて、次に、イラっとした「あなたにとっての当たり前」を考えてみましょう。
イラっとした経験が多ければ多いほど、当たり前にできる才能が多いということなので、たくさん書き出してみましょう。
アンガーマネジメントを習得されている方は、すでにご立派な才能をお持ちですが、今はワークのため、「こういうことされたらイラっとするかな」と想像して書き出してみてください。
・実践ワーク②【自分の短所だと思うことは】
→短所は長所の裏返し 「だからこそ」プラスに置き換え
短所と長所は捉え方次第です。
自分の短所だと感じていることがある、「だからこそ」プラス面を考えてみましょう。
具体例を挙げます。
例1)せっかち
→だからこそ、行動が早い
→だからこそ、時間を大切にしている
例2)落ち着きがない
→だからこそ、好奇心が旺盛
→だからこそ、常に刺激を求めている
例3)怒りっぽい
→だからこそ、怒れる程エネルギッシュ
→だからこそ、怒る対象に対して愛がある
このように、まずは自分が思う短所を考えて、次に、その短所がプラス面になることがないか、もしくは、その短所の原因を考えてみましょう。
短所だと感じることが多ければ多いほど、意外な才能が見つかると思います。
「短所なんかない」という人は、「完璧すぎて近寄りづらい」という短所が考えられますので、そのプラス面を考えてみましょう。
・実践ワーク③【苦じゃないこと、意識せずこなせることは】
苦じゃないこと、意識せずにこなせることは、言い換えると、あなたにとって当たり前にできることです。実践ワーク①に似ていますが、別の角度からのアプローチとなります。
具体例を挙げます。
例1)人と話すこと → 人と話すことが苦痛に感じる人もいます。
例2)料理をすること → 料理が苦手な人もいます。
例3)物事を調べること→ 調べ物をするとき、アプローチ方法がわからない人もいます。
日常の中で何気なく、当たり前に行っていることから考えてみましょう。
「そんなものは才能じゃない」と思われるかもしれませんが、当たり前にできることは立派な才能です。さらに深堀して才能を見つけましょう。
深堀すると
例1)人と話すこと
→人を楽しませる才能
→人の話に傾聴することができる才能
例2)料理をすること
→(創作料理が得意なら)自分で考えて形にする(0→1にする)才能
→(人においしい料理を振舞いたいなら)人を喜ばせる才能
例3)物事を調べること
→プログラミング的思考ができる才能
→トライアンドエラーで考えられる才能
このように深堀すると、才能に気づくことができます。
朝起きてから寝るまでのあなたの行動を振り返ってみましょう。何も考えずにこなしていること、苦に感じずにできてしまうことは何でしょうか。
・+α 人に聞く
ⅰ家族や同僚、仲のいい友人に「得意なことって何?」と聞く
ⅱ家族や同僚、仲のいい友人に「何をしているときが楽しそう?」と聞く
恥ずかしいと感じる方もいらっしゃると思いますが、身近に聞くことができる人がいる場合は、ぜひ実践してください。自分では考えつかないような意見を貰える可能性が高いです。実践ワークでもあった「当たり前にやっていること」が自分ではあまりに当たり前すぎて気づいていないようなことでも、周囲の人から意見を貰えることで才能を見つけられます。
■実践ワークの結果
ここまでのワーク、お疲れ様でした。あなただけの才能が見つかったと思います。
最後に、見つけた才能を掛け合わせて、自分だけの才能にしましょう。
例えば、これまでのワークで以下のような結果が出たとします。
実践ワーク①
= いつも同じミスを繰り返す人にイラっとした
→あなたが「問題点を見つける」才能があるから
実践ワーク②
=ルールに従えない
→柔軟な考え方ができる才能
実践ワーク③
→人に説明すること
⇒「トラブルの原因を追究し、改善案を提案・説明する」
このように掛け合わせることで、あなたが持つ最高の才能となります。
もちろん1つ1つの才能だけでも十分です。また、すべての才能を掛け合わせることができるとも限らないため、こだわりすぎる必要はありません。あなたの才能を可能な範囲で掛け合わせてみてください。
■まとめ
あなたの才能を見つけるため、
・最近、イラっとしたこと、むかついたことは
・自分の短所だと思うことは
・苦じゃないこと、意識せずこなせることは
以上3つのワークを実践していただけたかと思います。
+αのワークと、才能の掛け合わせまで取り組んでいただければ、あなただけの才能を見つけられていると思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました!
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