【目的】
あなただけの「【武器】と【価値】の作り方」
※あらかじめ「やりたいことの見つけ方」「才能の見つけ方」「好き・興味の見つけ方」を実践していただくことをお勧めします。
【目次】
■まとめ
■どうして「【武器】と【価値】」が必要なのか
近年、副業・複業者人口が増加傾向にあり、転職に対してのハードルが下がったことから、人材の流動性が高くなっています。
人材の流動性が高くなるとどうなるか。それは、「代わりの人材」が見つかりやすくなるということです。あなたが長年、営業として培った知識があったとしても、営業と経理の経験がある人があなたの会社に入社してきたらいかがでしょうか。もし仮に営業としての力が同等であれば、会社として評価するのは営業と経理の知識を持った人だと思います。それは、二つの職種を経験している「価値」があるからです。当然、【価値】がある人材が昇給や昇格に有利となります。
一つの職種のみを経験されてきた方も、【武器】と【価値】を見つけることで、転職や独立、今の会社で昇給や昇格のための糸口が見つかると思います。
■【武器】を見つける ~あなただけの最強のビジネスツール~
私は、武器=今の世の中で働くための剣。と考えます。
以下があなたの武器を見つけるための公式です。
・才能×スキル(知識・資格・努力)×時代 = あなたの武器
ポイントは「掛け算」ということ。
もしも大谷翔平選手のような体格や野球センスがあったとしても、野球に対する知識がなく、野球スキルを向上するための努力ができなければ、大谷翔平選手のような野球選手になることはできません。もしもあなたに絶対成功するビジネス案があり、遂行する知識や行動力があったとしても、今の時代に不可欠なインターネットが使えなければ大きな成功を収めることはできません。
つまり、「才能」「スキル」「時代」すべてが必要ということです。
・才能
そもそも才能とは
才能=①体の特徴+ ②クセ・考え方
- 体の特徴:基本的に変えられないもの。体の大きさや丈夫さ、声質など
- クセ :簡単にできてしまうこと。ついやってしまうこと
- 考え方 :これまでの人生で身についた考え方
※才能については「才能の見つけ方」をご参考にあなたの才能を見つけてください。
・スキル-知識
会社やアルバイトでの経験は業務を行う上での知識として身についています。
その職務や業務のルール、業界のルール等なくてはならない最低限の知識といえます。
・スキル-資格
すでに資格を持っていることは素晴らしいことです。
しかし取得する資格は、才能と同じベクトルを向いている必要があります。
極端な例ですが、子供のことが嫌いな人が保育士の資格を持っているとしたら、保育士という資格を使うことはないでしょう。もしくは、保育士として働いたとしても、嫌いなことをするため、長くは続かないでしょう。
「何も資格がない」「何か資格を取るための勉強をしたけど、何の資格がいいかわからない」と悩まれている方は、先にあなたの才能を見つけましょう。
・スキル-努力
努力とは、ただひたすらがんばれ!ということではなく、正しい努力ができるかどうかです。速く走れるようになりたい人は、たくさん関連書籍を読むより、実際に走ったり筋力トレーニングをしたりして体を使うほうが高い効果が期待できます。正しい努力ができているのであれば、より効果的な努力ができるということもポイントになります。
・時代
どんなビジネスでも、「時代を読む」「時代の波に乗る」ことは成功の大きなポイントになります。コロナ禍でいち早くマスクを買い占めた人は、大きな利益を得ることができました。
しかし、あなたの武器を見つけるうえでの「時代」はそんな大きな話ではありません。今の時代から遅れていないか、先を行き過ぎていないか。ということです。
・【武器】を見つける まとめ
才能×スキル(知識・資格・努力)×時代 =
あなただけの武器は見つけられましたか?
■【価値】を見つける ~あなたの価値を1万倍、100万倍にする~
私は、価値=これまで身につけた経験値。と考えます。
以下があなたの価値を見つけるための公式です。
・経験(肩書)×経験(肩書)×経験(肩書)×・・・
一人前になるためには、1万時間一つのことに取り組む必要があるとされています。
そして、1万時間取り組むと「100人に1人」の人材になれるといわれています。
1万時間というのは、毎日7時間取り組むとすると約4年間。不動産会社の営業員としてフルタイムで4年間勤務した人は、不動産の営業知識や能力を持ち合わせた、100人に1人の人材になれます。
ここで別の分野に飛び込み、経験値を手にすると、
「100人に1人」×「100人に1人」=「1万人に1人」
1万人に1人の経験(肩書)を得た人材となります。
そしてポイントは公式末尾の「・・・」の部分。
どれだけでも掛け合わせ可能ということです。
「100人に1人」×「100人に1人」×「100人に1人」で100万人に一人
「100人に1人」×「100人に1人」×「100人に1人」×「100人に1人」で1億人に1人
ここまでくれば、理論上は日本人で唯一の経験者(肩書ホルダー)になることができます。少し大げさかもしれませんが、1万人に1人の人材になったところで、転職や独立において十分に戦うことができる経験値(肩書)があると思います。
もしも経験・肩書が足りない場合、どんな経験・肩書が必要か、欲しいかを考えていてください。その経験・肩書はどのようにすれば手に入れられるのか。こちらも合わせて考えてみてください。
・【価値】を見つける まとめ
・経験(肩書)×経験(肩書)×経験(肩書)×・・・
これまでのあなたの経験を振り返り、あなただけの肩書がないか考えてみてください。
もし必要な経験や肩書があるのなら、どのようにして手に入れられるかを考えてみましょう。
■まとめ
あなたの【武器】と【価値】を見つけることはできたでしょうか。
【武器】と【価値】は似ているもので、武器は価値に、価値は武器になりうるものですが、自己理解の方法・アプローチが異なります。
あなただけの【武器】と【価値】が揃うことで、あなたは最強の人材になることができます。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
今の時点で【武器】と【価値】がまだない方は以下の記事をお勧めします。